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志方八幡宮は、兵庫県加古川市志方町志方町の中央にある宮山に御鎮座するお宮さんです。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.079-452-0052

〒675-0321 兵庫県加古川市志方町志方町301-2


     

懐かしの写真-祭りの写真        OLD PHOTO-festival

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先々々台 原屋台

昭和3年11月に昭和天皇の即位の儀などの
「御大典」を祝って原屋台が
奉納された際の写真です。

この屋台は、原・本村在住の大工さん、
指物屋さんなどの職人さんが
手作りされた屋台で、昭和8年に
原が灘の宇佐崎から神輿屋根屋台を購入後に
志方まちの下之町に売却されました。

屋台が据えられているのは、
県道65号線の旧藤城理容所付近です。

(写真提供:原・本村/Hさん)


   

昭和9年2月吉日 上之町屋台 入魂式

新調入魂式とあって、梵天(海老)や狭間は、
まだついていないようです。

昭和8年の秋、姫路の灘のけんか祭りを見物に
行った村の青年団数人が、屋台の製作をしていた
白浜の麦本政雄工場に出向き、製作途中だった
この反り屋根布団屋台を、村に一切相談なく
「これ買うわ」と、僅かな手付金を置いて
勝手に屋台購入を契約。

翌1月の上之町の新年会の冒頭で、
「すみません買うてまいました、来月納品です」と
土下座をして、発覚したことから、村は大慌てで
昭和8年12月末に、現在の上皇陛下が
御降誕されたことで「皇太子殿下御降誕記念」と
称し御花を集め屋台蔵から建設をしたりと大騒動で
入魂式後のお披露目練りで御花を出し渋った
近隣の村の家には、新調屋台で本棒突きを敢行して
門を木っ端微塵に破壊するなどして
お祝いムードとはかけ離れた破茶滅茶な入魂式で
近隣の村の人々を恐怖で震え上がらせたと
古老が話しておられました。

昭和29年、この屋台を西脇市南本町に売却した
資金で、旧上之町公会堂が建設されたことを
風化させないように、旧と新しい上之町公会堂にも
この写真を大きく引き伸ばしたものが
掲げられてしますが、
その写真の意味するものを知っている人は、
ほとんどいなくなってしまいました。

尚、西脇市南本町では、この屋台を今でも大切に
改修を繰り返しながら
秋祭りに奉納されておられます。

(写真提供:元 上之町屋台 乗り子
上之町:Hさん)

   

   昭和9年2月23日 奉祝紀年 下之町奉祝催し

       写真裏には
「昭和9年2月23日 奉祝紀年
            下之町奉祝催し」
        と書いてあります。

    この屋台は、上記にある昭和3年の
  御大典の際に原・本村の大工・指物屋などの
     職人さんが手作りされた屋台で、
  原が灘の宇佐崎から神輿屋根屋台を購入後に
     志方まちの下之町が購入しました。

    写真中央に、後に志方町長をされる
  藤本 和蔵氏の若かりし頃の姿が写っています。

    (写真提供:下之町/ Nさん)


 


 
昭和17年10月15日 秋季例大祭 本宮での 原屋台

写真裏には
昭和壱拾七年拾月拾五日 寫ス 秋祭催 屋台
と、書かれてあります。

「こばた」の看板から原屋台があるのは、
現在の県道65号線 原交差点のど真ん中と
思われます。

戦時中であったのにもかかわらず、
着物で着飾っている女性が印象的です。

(写真提供:原・本村/ Kさん)

   


昭和30年代 本殿裏に据えられた 原屋台

屋台の後ろに鐘撞堂が写っていることから
宮入り後に本殿の裏に据えられた
原屋台の写真です。

屋台紋が横龍紋になっているのが、
よくわかります。
通常、神輿屋根屋台では
龍紋などは屋台の前後で、
神社神紋の巴紋が左右につけられますが、
原地区では、屋台の前に御幣をつけるので
「せっかく立派な龍紋が御幣で見えない」と
いう理由から、敢えて横龍紋にしていたと
古老より伺いました。

昭和30年代に撮影された
写真とのことです。

(写真提供:原・本村/ Yさん)

 


 昭和30年代 原 藤池周辺での 原屋台

原の大屋台の勇姿です。
太鼓打ちなど人物の大きさから比べると、
非常に大きな屋台です。

正面に写っている眼鏡の男性が着ている
かすりの法被が
原若連中の正式なものとのことです

原の藤池地区のあたりで
撮影された写真とのことです。

(写真提供:原・本村/Yさん)


   


昭和36年10月14日 秋季例大祭 宵宮 屋台蔵前の原屋台

写真の裏に
S36 10 14 H(実名)パパにだっこして
と書かれていました。

昭和36年10月14日の原屋台蔵のある
原・本村公会堂前の原屋台です。

かつて当宮の秋祭りは、
10月14日・15日に行われていたので
宵宮の日に撮影された
写真ということになります。

写真撮影の横で、ヤッサ役員と思われる方が
伊達綱を取り付けているように見えます。
宵宮の出立ち前でしょうか?

(写真提供:原・藤池/ I さん)


 


 昭和39年10月15日 秋季例大祭 本宮 屋台蔵前の原屋台 壱

写真裏に「S39 10 15」とあります。

昭和39年10月15日の
当宮秋季例大祭の本宮の日に
撮影されたと思われる
屋台蔵&原・本村公会堂前の原屋台です。

太鼓の鏡面2尺5寸は、浜手の太鼓としては
やや小ぶりですが、宇佐崎にあった時には、
家島まで響くと言われていたほど、
よく鳴る太鼓だったそうです。

原地区でも、御花を出し渋る家があると
その家の前に屋台を据えて太鼓を打ちまくり
太鼓の爆裂音と振動で、家の屋根瓦が
ズリ落ちて来るほどで、みんな大慌てて
御花を出したという伝説が残っています。

(写真提供:原・藤池/ Iさん)


   


昭和39年10月15日 秋季例大祭 本宮 屋台蔵前の原屋台 弐

写真裏には、何も書かれていませんでしたが
上記の「S39 10 15」と書かれた
写真と一緒にあったようなので、
同じ日に撮影されたものと考えられます。

昭和39年と言いますと、
10月10日に東京オリンピック開会式が
行われた年ですので、
この写真は、東京オリンピックの開会式の
5日後の写真ということになります。

(写真提供:原・藤池/ Iさん)




 





白木の新調屋台で 宮入する細工所

細工所屋台は昭和62年に新調されました。
秋季例大祭直前の屋台購入だったとのことで
錺金具が間に合わず、仮の総才端を取り付けて
宮入したとのことです。


(写真提供:細工所屋台保存会/ I さん) 







 

 満艦飾の細工所屋台

細工所屋台は昭和62年に新調され
翌昭和63年に錺金具が取り付けられ、
今では珍しい白木屋根に錺金具がつけられた
満艦飾になっている写真です。

水引幕や高欄掛が現在の物と違い、
仮のものになっています。
伊達綱も現在は太くなっていて、
写真の旧伊達綱は、現在の原屋台で
使用されています。

(写真提供:細工所屋台保存会/ I さん)


 

 
平成2年10月10日 大階段から宮入する 東中屋台

平成2年10月10日秋季例大祭・本宮にて
大階段から勇壮に宮入する東中屋台。

東中屋台は、数回しか宮入しておらず、
非常に貴重な写真です。

(写真提供・中之町 Fさん)





 
 
平成2年10月10日 拝殿前で差し上げられた 東中屋台

平成2年10月10日秋季例大祭・本宮にて
拝殿前で豪快に差し上げられた東中屋台。

(写真提供・中之町 Fさん)








 旧 横大路屋台 抜魂式 ならびに 横大路屋台 入魂式

平成24年 7月 吉日
横大路公会堂横の屋台蔵にて
横大路が新たな屋台を購入され
長年親しまれた旧横大路屋台の抜魂式と
新たな屋台に魂を入れる入魂式が
執り行われました。








旧 永室神輿 抜魂式 ならびに 永室屋台 入魂式

平成24年 9月25日
永室公会堂南の広場にて
長年親しまれた旧永室神輿の抜魂式と
新たに購入された屋台の入魂式が
行われました。

旧永室神輿は、屋根の漆塗替や総メッキなど
大修理を施され、現在も養父方面の村で
活躍しているとのことです。

(写真提供:永室・えがお介護タクシーさん)










旧 志方まち檀尻 抜魂式 ならびに 志方まち屋台 入魂式

令和元年 7月14日
志方まち屋台蔵裏にある上之町公会堂前にて
昭和50年代中頃から親しまれて来た
旧志方まち檀尻の抜魂式と
新たに購入された志方まち屋台の入魂式が行われ
お祓いの後、新しい屋台が豪快に
差し上げられました。

旧志方まち檀尻は、氏子の中の賑わい物の中で
唯一の檀尻でありましたが、
鳴りが自慢の下之町の太鼓を載せて
旧上之町大屋台の乗り子を務められた
太鼓名人指導の下、昭和29年の屋台売却と共に
一度は途絶えてしまった
上之町伝統の「絶やさずの太鼓」を復活させ
伝統を繋いだという意味で、
非常に大きな役割を果たしました。

 






平成26年 太々(国恩祭)での
永室屋台の雄姿


永室屋台お別れ会

令和5年7月22日(土)
少子化による乗り子(太鼓打ち)と
高齢化による練り子不足に加え、
新型コロナウィルス感染症がトドメを刺し
平成24年の秋祭り以降、親しまれて来た
永室屋台が、その役目を終え
たくさんの村人に見送られて
業者に引き取られて行きました。

永室の屋台は廃絶してしまいましたが、
屋台を購入した平成24年の秋季例大祭での
初めての宮入の際、
大階段を掛け登った直後に屋台を差し上げ、
そのまま拝殿前まで進んでの豪快な宮入や、
平成26年5月の太々(国恩祭)での
連戦連勝の練り合わせなど、
地蔵盆踊り法会の太鼓巡行で肩を馴らした
永室にしか出来なかったであろう伝説の数々は
今後も志方の祭りの中で
末永く語り継がれていくことでしょう。

(写真提供:永室・えがお介護タクシーさん)
 
  
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